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花と歩く

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ニホンズイセン

Category - ヒガンバナ科

清楚で心洗われる・・・。ニホンズイセン

ニホンズイセン(日本水仙)
ヒガンバナ科 スイセン属
学名:Narcissus tazetta var. chinensis
英名:narsissus

清楚な花とスッとした立ち姿、上品な芳香が魅力のニホンズイセン。
福井県の県花になっています。
1/2の誕生花(諸説あり)で、花言葉は「自惚れ」。
意外なマイナスイメージの花言葉の由来は、ギリシャ神話、ナルシストの語源となった、美少年ナルキッソスの逸話から。
泉に映った自分に恋したナルキッソスが死んだ跡に咲いた花がスイセンだったとされ、英名、学名もここからつけられています。
もっとも、ナルキッソスが姿を変えられた花は、スイセンはスイセンでも、クチベニズイセンです。

ニホンズイセン
2017.12.28 

ニホンズイセンは、名前に「日本」とついているにも拘わらず、日本の在来種ではありません。
原産地は地中海沿岸で、日本へは室町時代に中国から伝来したとされています。
ニホンズイセンの学名がchinensis(中国の)という、ちぐはぐな事になっているのは、そのためです。
本州の関東地方以西、四国、九州の海岸に野生化しています。
日本三大水仙群生地は、越前海岸、房総半島、淡路島なのだそうです。
その他にも、地域で有名な名所がたくさんありますよね。

ニホンズイセン
2017.12.28 花茎の先に、花を5~7個横向きにつけます。


スイセンにはたくさんの種類がありますが、このように複数の花を房咲きさせるものは少なく、学名の「tazetta」は「房咲きスイセン」節を表しています。
この仲間には他に、形がニホンズイセンにそっくりで、花の白い部分が黄色い「キブサスイセン(黄房水仙)」があります。
フランス、スペイン原産の水仙で、大正時代に日本に渡来してきたといわれています。

ニホンズイセン
2017.12.28 この中につぼみが包まれています。


ニホンズイセン
2017.12.28 つぼみが出てきました。

ニホンズイセン
2017.12.31 雌しべが1本、雄しべが6本
(写真で見える長いおしべが3本、見えていないけれどその下に短いおしべが3本です)
6枚に分かれている白い花びらは、実は外側3枚が萼(がく)で、内側3枚が花弁です。
このように萼と花弁の携帯が類似してほとんど見分けられないような場合、両方をまとめて花被片(かひへん)といいます。
中心にある黄色い筒状の部分は副花冠(ふくかかん)と呼ばれます。

心が洗われるような水仙ですが、ヒガンバナ科の植物の特徴で、全草が有毒です。
特に鱗茎(球根)に毒成分が多く含まれています。
葉がニラと似ているため、ニラと間違えて葉を食べてしまった事故が、毎年ニュースになっています。
葉にニラのような臭いがないこと、根が鱗茎となっていること(ニラには鱗茎がない)が相違点です。
近くに植えている場合は、お気を付けください。

花が終わると、夏前には葉が枯れ、夏の間は地上部がすべて枯れた状態で休眠します。
秋以降、葉が芽を出し、つぼみをつけます。
花の時期は異なりますが、夏に地上部が枯れて休眠状態、というのは、ヒガンバナと同じですね。
さすがヒガンバナ科。


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Category - ヒガンバナ科

10 Comments

ルシアン  

水仙

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

水仙は好きな花のひとつです♪
(白い花が好きなので 笑)

球根に毒があるとは知りませんでした。
葉にも毒素があるのですね。
確かにニラとよく似ていますよね。

ワンコの散歩時
写真を撮ったことがあったのですが、
ワンコが近寄って匂いを嗅いでいました。
危なかったー(笑)

気を付けます!!

2018/01/07 (Sun) 01:16 | EDIT | REPLY |   

ぱふぱふ  

甘い香りが庭に漂います・・
雨や風に茎が織れて倒れているのが多いですが
今年も元気で新しい年を迎えて、香しい香りを
風が運んでくれる素敵な花です

2018/01/07 (Sun) 09:00 | REPLY |   

葉月  

花と歩く...花歩さん素敵なお名前ですね!
一方でナルキッソスさん。ナルシストの語源を始めて知りました。
面白い話しですね~。
泉に映った自分に恋してしまうなんて...世の中には面白い人がまだまだたくさんいます(笑)
華麗な水仙が有毒なのも、そんなぁという感じですね(^^;)

2018/01/07 (Sun) 11:39 | REPLY |   

花歩  

ルシアン 様

あけましておめでとうございます。
こちらこそ、今年もよろしくお願いします。

水仙、私も好きです。
白い花も、大好き。
白い花だけを、玄関の小さなスペースですが、植えています。
(憧れのホワイトガーデンめざして)

普通は水仙を食べようとする人は居ないと思いますが、食用の植物と隣り合っていたりすると、紛らわしいですよね!
ワンちゃんやネコちゃんも、たまに草を食べますもんね。
(あれって不思議ですよね。教えられたわけでもないのに。胃腸薬としてと聞いたことがあるような、ないような?)
食べずにすんで、良かったです❗



2018/01/07 (Sun) 12:49 | REPLY |   

花歩  

ぱふぱふ 様

我が家の「隙間(庭ではない)」に植わっている水仙も、倒れています。
残念だけど、倒れていると惜し気なく折って切り花にできるので、今、玄関とキッチンに飾っています。
ふとしたときにいい香りがして、心がはずみます。
花の少ない時期なので、余計に愛おしいです。
ニホンズイセンもいいですし、ラッパスイセンも大好きなんです。
今年も球根を植えました。
春が楽しみです。

2018/01/07 (Sun) 12:54 | REPLY |   

花歩  

葉月 様

おほめにあずかり、光栄です!
ブログの名前は、川畔を歩きながら何日も考えました。
名前も一緒に考えていたんですが、こちらはブログ名をそのまま使ってしまいました。
今は、両方とも気に入っています。

ナルシストの由来、きれいで憐れですよね。
ギリシャ神話は、死んで星になったり、花になったり、何かに変わるお話が多いですね。
星も花もキレイだけど、それでもやっぱり人でいたいなぁ。。。

2018/01/07 (Sun) 13:03 | REPLY |   

平家蟹  

かなり遅れましたが明けましておめでとうございます。
何故かRSSリーダーが記事を拾ってくれず見逃していました。

ニホンと名がついているのに外来種、ややこしいですね。
スイセンにも色んな種類があるのであえてニホンと名付けたのでしょうか
それでもやはり誤解を生じさせる命名ですね。
他のも逸出、野生化しているのを時々見かけますがもう面倒なので名前を調べる気にもなれません。
葉を食べての食中毒の記事、時々目にしますがどう見てもスイセンの葉は固そうなんですけどね。
とは言え同じ場所に生えていたらつい欲張ってとってしまうかも(汗)

2018/01/09 (Tue) 09:20 | EDIT | REPLY |   

花歩  

平家蟹 様

お返事が遅くなり、本当にすみません。

そう、スイセンとニラとか、間違いようがない気はするんですが、絶対に毎年ニュースになりますよね。
隣り合って生えていると、面倒になってわしづかみしてしまって、スイセンも刈ってしまうのかなぁ??
近くに植えなければいいんですけどね。

2018/01/17 (Wed) 18:37 | REPLY |   

くぅ  

クチベニズイセンねぇ~(*´m`)むふ♪

庭の水仙に早く会いたいなぁ~
多分4月末です。(;´▽`lllA``

2018/01/18 (Thu) 16:13 | EDIT | REPLY |   

花歩  

くぅ 様

4月が待ち遠しいですね♪!

2018/01/18 (Thu) 23:57 | REPLY |   

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