スズランみたいな花1 スノーフレーク
スノーフレーク
ヒガンバナ科 スノーフレーク属 多年草
和名はオオマツユキソウ(大待雪草)。スズランスイセン(鈴蘭水仙)とも呼ばれる。
春に咲く、スズランみたいな花の中で、このスノーフレークが真っ先に花を開きます。

2017.4.5 今年は写真を撮りそこなってしまって、去年の写真です

スズランよりも一回りも二回りも大きい花。
花弁の先には、緑色の斑点があり、チャームポイントとなっています。
花の付き方はスズランみたいですが、まったく違う種類で、スイセンやヒガンバナの仲間です。

和名は大待雪草(オオマツユキソウ)。
雪を待つわけではなく、どちらかというと雪解けを待つ花なんですけどね。
ただの「待雪草」だと、同じく春に咲くヒガンバナ科ガランサス属の「スノードロップ」のことを指します。
雪のしずくという意味ですね。
対してこちらはスノーフレーク(雪片、小さな雪のかたまり、雪の結晶)。
どちらもきれいな連想ですね。
解けた雪の代わりに白く咲く、春を告げる花という意味なのでしょう・・・と思いきや、原産地オーストリアやハンガリーでは、スノーフレークは夏に咲く

ここから、英名は「サマースノーフレーク」です。
花弁は6枚。
もしかしたら、3枚が花弁で、3枚は萼なのかも?
スイセンはそうでしたもんね。
調べても、どこにも記載がないのでわかりませんが・・・。

花はスズランに似ていますが、葉はスイセンにそっくりです。
別名の「鈴蘭水仙(スズランスイセン)」は、わかりやすいネーミングかも。

2018.4.20
この葉は夏前には枯れてしまい、秋まで休眠します。
これもスイセンと同じですね。
球根を植える場合は秋植えです。
Category - ヒガンバナ科