スズランみたいな花2 ホウチャクソウ
ホウチャクソウ(宝鐸草)
イヌサフラン科 チゴユリ属 多年草
ユリ科に分類されることも。

2018.4.19
スノーフレークの次に咲く、つり下がり型の花がこちらのホウチャクソウ。
ホウチャク(宝鐸。 ホウタクとも。)とは、寺院等の屋根の四隅の軒部分にぶら下げる、釣り鐘のような飾りのことで、これに花の形が似ていることから名づけられました。
日本全国に分布し、本来は雑木林の中等に生えます。
茎は上部で枝分かれし、先端の葉の付け根から1~4個の花がつり下がります。
花が開かないので筒のように見えますが、6枚の花被片に分かれています。
6枚は同じように見えますが、内側3枚が花弁(花びら)、外側の残り3枚は萼です。
下を向いて咲く花の花弁は、下に行くほど緑が濃くなります。
このグラデーションが美しい

ひょうたん型で、渋い色に似合わず愛嬌があります。

2018.4.19
上から見たところ。
光沢のある幅広の葉が互生します。

2018.4.19
地下茎を伸ばして広がり、翌年には、思いもしなかったところから芽を出してくるので、ちょっと驚きます


生命力が強く、どんどん増えてしまうので、油断できません

若芽には毒があるので、他の食べられる山野草と間違わないよう、注意が必要です。
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Category - イヌサフラン科