fc2ブログ

Welcome to my blog

花と歩く

Article page

ヒガンバナ

Category - ヒガンバナ科
謎めいて、ヒガンバナ

S15_0985_convert_20170925172231.jpg
2017.9.25撮影

ヒガンバナ(彼岸花)・曼殊沙華 
ヒガンバナ科ヒガンバナ属 多年草(球根)
学名はLycoris radiata(リコリス・ラジアータ)。 lycorisはヒガンバナ属の植物のこと。radiataは「放射状の」という意味。花の付き方が放射状なことに由来。
全草、特に球根(鱗茎)に強い毒を含む。
秋のお彼岸の頃に花を咲かせる。


ヒガンバナは、秋に芽がでて花を咲かせ、花が枯れた後に葉が茂ってそのまま冬を越しますが、5月末位には葉がすべて枯れて、地上部は何もない状態になります。
夏に枯れて冬に青々と葉をつけるなんて、変わっていますね。
1年を通しての生活サイクルが、普通の植物と逆転している感じです。

DSC_0471_convert_20170923173117.jpg
2017.9.10撮影 直前に草刈りの手が入り、周りの草は刈られてしまっています。
彼岸花の花芽が、草刈りした後に出たことがわかります。
咲く直前に、初めて地上部が出てくるんですね。

花の構造は一見複雑で、どうなっているのか興味津々です。

S15_0971_convert_20170923172400.jpg
2017.9.15撮影 放射状に複数(4~9個程度)の花をつけます。咲きはじめは、おしべの先まで赤いです。

DSC_0959_convert_20170925172550.jpg
2017.9.25撮影 赤い洋服を脱ぐように、おしべの先に黄色が顔を出しました。

DSC_1064_convert_20170925172847.jpg
2017.9.25撮影 複数の花は一斉には咲かず、だんだんと咲いていきます。対角にある花からペアで咲いていくようです。

S15_0973_convert_20170923172423.jpg
2017.9.15撮影 すべての花が開きました。先に咲いた花はすでに色あせてきています。

一つの花の花びらは6枚です。
それぞれにおしべが6本、めしべが1本。
このおしべ、めしべがまた素敵
カールがなんとも言えません。
花びらは、つぼみの時はスッとまっすぐ伸びていますが、咲くとビラビラと縮れます。また、反り返ってくるっと巻かれます。

こんなに見事に花は咲いても、種はできないのだそうです。

ヒガンバナとそっくりな白い「シロバナマンジュシャゲ」、黄色い「ショウキズイセン」は、同じヒガンバナ科ヒガンバナ属の仲間ですが、ヒガンバナの色違いではなく、別の花です。
まれに、突然変異で真っ白のヒガンバナが生まれるそうですが、非常に希少みたい。
もちろん、花歩はみたことがありません。

S15_0988_convert_20170923172741.jpg
2017.9.15撮影 ニラの花をバックに。田んぼのあぜ道や土手に咲いている姿は、風情があります。

「ごんぎつね」にもヒガンバナが出てきますね。
優しくて悲しいお話の印象と、花の印象が重なります。
原色の派手な色合いと形は美しく、妖しげで、ゴージャスで、、、。
同時にはかなさやもの悲しさも感じさせられる、不思議な花です。
1本で咲いていても、群れを成して咲いていても、魅せられます。

日本人の何かに、強く訴えてくる花、です。

DSC_1098_convert_20170925174745.jpg
2017.9.25撮影 群れて咲いているところも美しく、圧巻。

ヒガンバナがなぜお彼岸に咲くのかについての記事は、こちらをどうぞ。
(あまり期待をしないでください。)
スポンサーサイト



Category - ヒガンバナ科

0 Comments

Post a comment